チーズはナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分けられます。
ナチュラルチーズは製造過程で味付けと有害菌の繁殖を抑え正常に発酵熟成させるために食塩を加えています。食塩を減らすと熟成がうまく行われなくなり保存性も悪くなります。
ブルーチーズやパルメザンチーズなどは食塩が多く含まれていますが1食あたりでは多くありません。
プロセスチーズの塩分は製造時に添加するものではなく、原料のナチュラルチーズに由来しています。
塩分の少ないチーズとしてはクリームチーズ、カッテージチーズ、モッツァレラチーズなどのフレッシュチーズがあります。フレッシュチーズはナチュラルチーズの一種で熟成を行わないため水分が多くやわらかく、味や匂いにクセがないのでそのまま食べることが多いのが特徴です。
フレッシュチーズ以外のチーズを料理に使うときはチーズの味をいかして調味料を控えましょう。
チーズの塩分量(1食あたり)
ナチュラルチーズ | |
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パルメザン(大さじ1/6g) | 0.2g |
ゴーダ(20g) | 0.4g |
ブルー(10g) | 0.4g |
カマンベール(20g) | 0.4g |
クリーム(20g) | 0.1g |
カッテージ(20g) | 0.2g |
プロセスチーズ | |
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一切れ17g | 0.5g |
日本食品標準成分表2020年版(8訂)より