環境に配慮した会員各社の容器包装具体例
容器包装の取り組み
こちらの各社商品例は、2024年4月1日の情報をもとにご紹介しています。
飲料用プラスチック容器の例
- チルドカップ容器を軽量化しました。(13g→12g)
- カップの中間層の間に酸素バリア層を使用し内容物の酸化劣化を抑制することで長期間風味を維持しています。無菌充填とすることで、一般的なチルド飲料の賞味期限(1~2週間)に対し、120日間の賞味期限を実現し、流通、家庭での賞味期限ロスを減少しました。また、中間層にはカップ製造時の端材を再生利用しています。
- バイオポリエチレンを利用しています。
- 牛乳類に使用のキャップの素材をバイオマスプラスチック化し、合わせて内蓋を廃する事で減量化しています
- 学校給食向けの200ml牛乳のプラスチックストローの添付をやめ、紙ストローに変更しています。
- バイオマスストロー(5%配合)への変更によりプラスチックを削減しました。
年間の削減量は、学校給食用ストローで約10.5トン、ミニパック貼付用で約5.7トンになります。
ガラスびんの例
- 特殊な樹脂コートを施すことでびんの強度を向上させ、従来品と比較し25%以上の軽量化を実現しました。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
- 左記2品において、無地プラカップを共通化してシュリンクでデザイン加飾することで、リニューアル切り替え時などの材料廃棄ロスを軽減した。
- 従来品と比較して約20%軽量化させた。
スタックハイトを低く(10mm/10個)することで、輸送時の物流効率も向上させた。
- プリン4個パックの容器を22%軽量化しました。
- 飲むヨーグルトに使用のキャップの素材をバイオマスプラスチック化し、合わせて内蓋を廃する事で減量化しました。
バター・マーガリン容器の例
- 容器構造を工夫することで、使い易さを維持しながら容器重量を約25%軽量化しました。
- 贈答向けのカップバター(2品)を化粧箱に入れ販売していたが、包装簡素化を目的に化粧箱を廃止しました。
- バター450gの化粧箱を改訂、紙使用率を70%削減しました。
チーズ容器の例
- 容器形状並びに材質の変更により約20%の軽量化を実現した。
- バイオマスインキで印刷した包装パッケージに切替え、従来のインキより、CO2の発生量が約13%削減しました。
アイス類容器の例
- 外箱カートンを11%軽量化しました。
ロングライフ製品の例
- 酸素と光を遮断するアルミ付の6層構造容器を採用、豆乳と容器を別々に殺菌し、無菌充てんすることで長期保存を可能とした。一般的なお豆腐の賞味期限(1週間程度)に対し、森永とうふシリーズは常温で賞味期限216日(7.2ヶ月)を実現、買い置き需要に加え災害時に備えた家庭内備蓄も可能になるなど、家庭内における利便性向上、廃棄ロスを削減しました。
- 酸素や光を遮断できるアルミ付紙製容器を採用、牛乳を滅菌し、無菌充填の技術により長期保存を可能としました。一般的な牛乳の賞味期限(1~3週間程度)に対し、常温賞味期限60日を実現し、買い置き等の需要にも応え、流通段階や家庭内における廃棄ロスを削減しました。