●紙容器について
紙容器の原料は、伐採した針葉樹を建材や家具に使われなかった端材で、木を1本丸ごと材料にしているわけではありません。
軽量なので、輸送効率がよく、エネルギーを節約でき、また、飲んだ後もコンパクトになるので、持ち運びがしやすいというメリットがあります。
しかし、家庭からのリサイクル率はここ数年、約35%です。捨ててしまえばゴミですが、リサイクルして他の紙類に利用することで、さらに環境にやさしい容器になることができます。
紙容器のリサイクルについては、全国牛乳容器環境協議会ホームページをご覧ください。
●瓶容器
ガラス瓶の主な原料は、けい砂や石灰石などですが、製瓶技術の向上により、昔に比べて軽量化されています。
牛乳を飲んだ後、回収された牛乳瓶は、きれいに洗浄されて繰り返し利用されたり、細かく砕かれて、再度、瓶の原料となったりします。
瓶容器のリサイクルについては、ガラスびん3R促進協議会ホームページをご覧ください。
きちんと分別して回収に出し、再生された商品を使うことで、どちらの容器も環境にやさしくなります。