骨粗鬆症とは
骨の代謝バランスが崩れ、骨量が減少してもろくなり折れやすくなる状態の事です。自覚症状としては背中や腰が痛くなったり背中が丸くなる、身長が低くなる、ちょっと転んだだけで骨折するなどで、50歳以降の閉経後の女性に多く見られます。
骨はたえず新陳代謝を行っているため、骨の合成に必要なカルシウムを日頃から十分に摂取する事が重要です。
その他にも適度な運動、骨の生成に欠かせないビタミンDを活性化させるために適度に日光(紫外線)に当たることや、十分な睡眠も丈夫な骨を作るのに欠かせません。最大骨量(一生のうちで最も多い骨量)を高めると骨粗鬆症の発症を遅らせることができるので、思春期に丈夫な骨をつくることがポイントです。
女性の一生の骨量と女性ホルモン
牛乳とカルシウム
牛乳・乳製品はカルシウムが多く含まれ吸収もよいので、不足しがちなカルシウムを補うのに最適です。牛乳200mlで227mgのカルシウムが摂れます。
牛乳だけではなくチーズ・ヨーグルト、大豆製品、海草や小魚なども食べて、カルシウムをしっかり摂りましょう。