食物アレルギーの患者さんのなかには、ごく少量の原因物質に”触れた”だけでもアレルギー症状を起こす方がおり、原因物質を”食べる”だけでなく、”吸い込む”ことや”触れる”ことも症状発症の原因となることが知られています。
使用後の牛乳パックを解体、洗浄、回収するリサイクル活動の際に、牛乳パックに残った牛乳が周囲に飛び散り、微量の牛乳に触れたことにより重篤なアレルギー症状(アナフィラキシー等)を起こす方がいます。
また、使用済みの牛乳パックを用いて工作を行う場合も、残存した微量の乳成分に触れることにより上記のアレルギー症状がでることがありますので、十分注意してください。