育児用粉ミルクには乳児用調製粉乳、乳幼児用調製粉乳(フォローアップミルク)、低出生体重児用調製粉乳等があります。
スキムミルクは牛乳を脱脂して乾燥し粉末にしたもので、これを水で溶かしたものはたんぱく質、ミネラルなどにおいて牛乳とほぼ同じといえます。スキムミルクや牛乳は育児用粉ミルクと比べてカゼインと乳清たんぱく質の比率が異なりミネラルも多いので腎機能が未発達の乳児には消化吸収に負担がかかるため適切ではありません。
しかし、7~8か月頃から離乳食の食材として牛乳やスキムミルクを少量利用することは問題ありません。