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第92回 家族経営酪農の現状と未来に向けた課題

牛乳・乳製品から食と健康を考える会 開催

- 講演後の質疑応答 -
Q1.子牛が生まれるシーンをお子さんたちに見せているというのがあり、見た後の反応はどうだったのか。
A1.
  • 気持ち悪いと言うかなと思ったら、大体黙って見ている。で、子牛が立つとみんな拍手をしてくれる。やはり出産のシーンは中々見られるものではなくて、何よりも親が頑張っていて、その後ろで他の牛たちが応援をしている姿に子供達は多分とても感動してくれるようであり、とてもいい反応である。後で作文を書いてもらうが、ほとんどがビデオの牛のお産のことを書くぐらい子供達は興味を持つようである。
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Q2.今までに見学した酪農家の場合、牛は縛られてつながれている。どうしてつながなくてもいいのか。また、どうして普通はつながれているのか。
A2.
  • 牛の飼い方には、放牧型の広い草原で飼うニュージーランドの様なスタイルもあり、私達のアメリカ型もある。牛を自由にして、搾乳の時に集める様な形で、日本でおそらく7割ぐらいはつなぎ飼いという飼い方。1日のうちに何時間かは放牧に出すが、ほとんどそこに縛られている。それを見ると、ほとんどの方がかわいそうだよねと言うと思う。しかし、牧場の現場で働いていると、それを好む牛もいる。牛は、結構いじめたりする。弱い牛はつないであって、そこにいつも人間がおいしい餌を持ってきてくれて、人間が面倒を見てくれることにとても良いなと思っている牛もいると思う。だから、どんな飼い方がすばらしいとかではなくて、やはりその人の牛に対する考え方があって良いと思う。山地酪農で、山の上で牛を飼うのも良いし、都市近郊で子供達が来てくれる牧場の目の前で、色々なものを上手に使ってやる酪農もあっていいと思う。
    縛っていると、人間が結構動かなければいけないので、これをやり始めたのは、もう少し楽をしたいと思ったから。縛って飼っている人達はとても働き者だと思う。糞をすれば片付けなければいけないし、餌がなくなれば牛が要求してくるので、とても大変だが、そういうスタイルで1頭1頭の牛を大事に飼うのは、日本の昔からの飼い方だと思う。
Q3.牛にも性格が色々あり、牛の個性によってはボスになったり、あるいはお母さん風になったり、常にいじめられている牛がいたりというのは、あるのか。
A3.
  • ある。牛は群れなので順位がある。例えば一つの群れが30頭で飼われて、もう一つの群れが30頭いて、違う群れから入ってくると、1日けんかしている。要するに順位付けをするため。牛は、順位がしっかりしていればけんかはしないが、変化があるとけんかをしたりするので、弱い牛は確かにいる。弱い牛を弱いから仕方ないと言っていたら、どんどん痩せていって生産ができなくなる。弱い牛も食べられるように、1日に何時間かは首をロックして、弱い牛も食べられるようにしてあげる。そうしないと、結局乳の出も悪くなってどんどん痩せていって、赤ちゃんも出来ないから儲からなくなってしまう。大きな牧場のすばらしいところというのは、例えば1,000頭の牧場があると、1,000頭の牧場でも1頭1頭の管理はしっかりしている。弱い牛も何とか食べられるような工夫をすること。それが酪農家の仕事だと思う。
Q4.乳房の大きさと乳量との関係は。
A4.
  • 大きな乳房で地面すれすれだから一杯乳が出るだろうと思うと出なかったりもする。これは私達の責任でもある。お産の前に乳房は人間も同じで張ってくる。その時にどんどん大きくなると、吊っている筋肉が弱くなって、段々下に下がってくる。それは、お産の前の栄養価が少し強すぎるため。要するにタンパク質が多いので、乳房が早く張ってきてしまう。そういう時には、若干緩和してあげて、乳房を張らずにお産をさせて、産んでから乳房を張れるようにすれば良い。そういうことができないと、かわいそうな牛になってしまうことがあり、それは私達の責任だなと思う。
Q5.黒毛和牛の名前が出てきたが、牧場のタイプとして、食用の牛を専門に飼っている牧場というのもあるのか。
A5.
  • 酪農の場合は、ほとんど乳を搾ることに専念するので、生まれてきた子牛はほぼ1か月とか2か月の間に市場に売る。群馬県前橋に毎週木曜日に市場が建つ。そこにはホルスタインの子牛が400頭とか、1週間に1回集まる。そこに肥育農家と言われる方が買いに来る。色々な地域から買いに来て、そこで育てる人がいる。うちの場合は、稲わらが大量に入る。堆肥と交換で稲わらを持っていってという人が非常に多い。稲わらを牛に一杯あげると、乳質が少し変わってきてしまうので、それを何とかしようということで肥育を始めた経緯がある。うちの様に乳を搾りながら肥育をする農家はあまり多くない。酪農の牧場で生まれた子牛のほとんどは、子牛の時に他の牧場に行って肥育をされる。
    今、子牛バブルの話になったが、何で子牛バブルになったのかなと、色々な業界の人が言うが、口蹄疫の影響が非常に大きいと思う。宮崎県で30万頭の牛と豚を一遍になくした。宮崎県は日本の和牛生産の中心地でもある。途端に子牛が足りなくなった。日本の和牛が世界的に認められている中で、みんなが買い始めることによりバブルになってしまっている。我々はできれば乳牛の子牛を作った方が良いけど、黒毛和牛の子牛が高く売れるので、それを作ってしまうという良くない面もある。
  • 質疑応答
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Q6.酪農の多様性に関して、飼育環境の健康度とか、あるいは家畜の幸福度とか、餌で抗生物質とかホルモン剤を使っていないとか、資源循環に注意をしているとか、そういったことも含めて評価する指標を導入しても良いのでは。何か指標があったら良いなと思われることで考えていることはあるか。
A6.
  • 酪農の多様性というのを、私が言うのは、実はマスコミの方やいろいろな方が取り上げる酪農の姿には、例えば山地酪農という酪農の方法があり、その方が1本1,000円の牛乳を売る。そういうことをマスコミの方が取り上げると、一般の普通の牛乳はどうなの? ということに結局なると思っている。牛乳を搾るということに対して、酪農家は誰でも努力をしている。山地酪農の人たちが私達をけなす部分もある。要するに自分のものを高く売りたいがために、価値を上げたいがために、差別化をするために色々なことを言う。私達はそれ、何か違うなと思っている。酪農には色々な形があっていいと思っている。それもきちんと伝えないと、消費者の方がやはり高いから良いとか、やはり自然だから良いみたいなことでそればかりを選ぶようになると、消費者にとっても不利益だと思う。私達が情報発信して、牛乳には色々な種類とか、牛乳には色々な多様性がある。牧場には色々な多様性があるということも伝えていくべきだと思う。それを維持するためには、情報発信しかないと思う。
    昔は多分、農産物は黙っていても良いものは売れていたが、今は黙っていては良いものは売れなくなるので、やはり誰かが情報発信をしながら、普通の牛乳のすばらしさも何らかの形で伝えていく努力はするべきだなと思う。差を付けていくということに関して、とても難しいなと思う。アニマルウェルフェアに関しても、多くの牧場が取り組んでいる。色々な飼い方に関しても、いろいろな検査に関しても努力をしているので、伝えるべきだとは思う。
Q7.国がメガファーム化を進めているが、日本では家族経営の方がうまくやっていく様なところには補助が出ない。アメリカの農家では、家族経営で大きい農場を持っている。酪農についても、家族経営であってメガファームというのも可能なのではないかと思う。それには国としてどうすればよいのか。国に行なって欲しいことがあれば教えて欲しい。
A7.
  • 家族経営の酪農は、とても忙しい。やはり労働と生活を分ける、企業的な経営が良いこともあるのかなと思う。但し、多様性を持って、地域の中で酪農が生きていくためには、メガファームだけが生き残ったのでは駄目だと思う。今必要なことは、今牛乳が足りないのだから、メガファームは当然必要だと思うし、国が支援をするのも当然だと思う。乳業メーカーも牛乳を入れてもらうためにはメガファームが必要だが、メガファームと地域の家族経営が分断されている状況が一番良くないと思う。メガファームにしかできないこと、家族経営にしかできないことが多分ある。双方のコミュニケーションを取る手段を国に作ってもらいたい。
     メガファームを尊敬している部分もある。10年掛けて出来なかった技術を、若い大学を出た牧場の従業員達が、たった3年で解決したりする。一緒に出来ることもあるかなと思うが、このまま行くと家族経営とメガファームが断絶するところが多くなってしまうので、良くない。
Q8.家族経営の方が楽するために機械化が必要だと思う。補助を手厚くして欲しいこともあるのか。搾乳自動化には補助は出ていないのか。
A8.
  • 国はロボット搾乳とか省力化を進めているが、搾乳ロボットはとても高い。例えば65歳の酪農家は多分これから3,000万円の投資はしないと思う。一律的な補助事業ではなくて、その経営体が今何を必要としているかを、もう少しリサーチしないで、日本全国同じ様なことの中で、補助事業を作ってしまうと、使えない人も出てくる。残念ながら補助事業があると、農機具の価格が上がる。借金して補助事業なしで入れようかと思うと、そんなところに売らなくても、補助事業のところで高く売れるからということが結構あったりする。やはり、今の事業の中では食い止めなければいけない酪農家を食い止めることが出来ない様な気がする。
Q9.6次産業化を上手く行なって収入を増やす様なことが出来るのか。消費者とのコミュニケーションにもとても良いやり方だと思うが、今の考えは。
A9.
  • ジェラートアイスでは失敗したと思うが、うちの牧場の牛乳でチーズを作りたいという方がいて、この3月にチーズ工房が立ち上がる。出資をするつもりは一切無いが、その方が退職後の第2の人生はチーズを作っていきたいと。それでチーズ工房が始まる。乳製品、牛乳の取引が変わり、今まで出来なかったことが、もしかしたら出来る様になるかもしれない。酪農家が6次産業化を全て行なうのではなくて、外部から吉田牧場の牛乳を使って、プリンを作ってみたいと言われたら、そこに牛乳を出せるような形。まだ今の取引の中では上手くは行っていないが、自分で行なうのではなくて、地域で上手に使ってもらう6次産業化もあって良い気がする。
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Q10.酪農女子というのは、どの様な形で酪農に従事している方たちで、その増えている要因や、年代層は。酪農のイメージはきつい、大変、休みがない3Kの部分は、どう乗り越えて女性が増えているのか。
A10.
  • 農業高校の男女比を見ると、女性が非常に多い。将来酪農の仕事がしたい、動物に関わる仕事がしたいので入学する。昔の酪農はとてもきつい仕事だったが、色々な機械がうまく動いているので、力がなくても酪農が出来る様になりつつある。何よりも女性が一番素晴らしいと思うのは、牛の気持ちが分かること。搾乳でも、男の人が牛を集めてきて搾乳する時には、早く行けよとやりたがる。すると、牛は気持ちで生きている動物なので、追われる人によって牛乳の量が減る。だから、女性が後ろから行って、はい、行こうねと言うと、牛は素直に従って牛乳の量も増えたりすることもある。昔よりは女性が活躍できる部分がとても増えてきた。牛のことをいたわったり、女性に向いていると思う。
    女性が牧場の現場で働いているのを伝えていくこと、女性でも出来る仕事にしなければいけないとか、女性が働きやすい環境もこれから考えなければいけない。
Q11.エコフィードという餌は、乳牛よりむしろ肉牛の方が良いのでは。食品のカット工場は全国的に増えているので、このアイディアは全国的に広まる流れにあるのか。
A11.
  • 肥育に使うと良いと思う。肥育をやっていて、まず一番先にこの餌を食べるのは肥育牛。ダイレクトに牛乳に影響するといけないので、肥育牛に食べてもらって、美味しいかどうかを確認して、それからやる。ただ、肥育の場合はどうしても穀物をあげて、その脂肪交雑を作っていく。霜降りの肉にしていかなければいけないので、こういうものをあげるとやはり出来にくくなる部分はある。なかなか難しいこと。
    もう一つは、ミキサーが買えない農家も沢山ある。そういうところのために、TMRセンターで、何軒かが使う餌を給食センターみたいなところで一編に作って供給するという方向が北海道ではかなり補助事業が入って行なわれている。本州のカット野菜の工場や、食品工場の多い首都圏で、そういうものを上手に使うシステムを国としても考えて欲しいと思う。餌は全て分析を掛ける。アメリカまで送って分析を掛けて、栄養価がどれぐらいあるかとか行なわなければいけないので、個人では中々出来にくい部分もある。どこかが支援をしてTMRセンターの様な給食センターを作って有効利用すると良い。
Q12.漁業や農業の第1次産業は、気候に左右される部分が多く、収穫に変化が起きているが、酪農に関してはどうなのか。
A12.
  • 酪農も非常に気候に変動される。一昨年、北海道では大雨で、牧草が収穫出来なく、外国から餌を沢山購入した。十勝の酪農家は牧草を収穫するために何千万円もするトラクター、収穫機を買い、それを持ちながら収穫が出来ないことになると、大変経済的には苦しいと思う。
    気候変動に対しては、他の農産物よりは牛乳は強いと思うが、一昨年の十勝は本当にひどく、酪農家が牛を飼いきれなくて、何とか譲っていただいて、こちらで飼ったりもしている。
Q13.子牛バブルで特に和牛が売れていて、和牛の子牛を産ませる借り腹でお金が掛かると思うが、従来の人工授精と原価が異なり、バブルが弾けたら今の借り腹は収束していくのか。それとも和牛人気が続いている以上は、新しい技術として酪農をしながら和牛の子牛を作る事業形態が続くのか。
A13.
  • 子牛バブルだけではなく、初妊牛バブルもある。初妊牛は初めて妊娠する牛。本州の酪農家は土地が狭い中、生まれて2年経たないと牛はお産をしないので、その2年間を北海道で飼ってもらったりする。その生まれて2年目の牛を初妊牛と言う。それが高い。何故かというと、後継牛を作らずに、肉牛をお腹に入れるので、後継牛が不足しているため高くなる。すべての牛が高くなる。技術的に受精卵移植はとてもコストも掛かる。1個の受精卵が血統が良くなければいけないので、5万円とか10万円。受胎しなければ5万円、10万円が流れてしまうので、とても経費も掛かる。それでも受胎して生まれてくれば、30万円、40万円になるのでお腹は貸す。そうして和牛を支えている。
    残念ながら和牛は、かなり外国に行っている。今後も恐らく日本の和牛は評価を受けるので、何らかの形で生産もしていかなければいけないと思う。ありがたいことに、今産み分けの精子がある。精子にはXY染色体があるが、雌が生まれる精子だけにしてしまう。それを付けると90%の確率で雌のホルスタインの子牛が生まれるというのがある。確実に後継牛を取って、残りは肉牛を作る形にしている。バブルはいつかはじけるので、多分そういうことが上手に回ってくるとバブルがはじける時も来ると思う。
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Q14.全国的に後継者不足の中、ご子息の後継があるのか。また、1,500人以上の体験ファームを受け入れているが、宿泊も含めて行なっているのか。対象者、内容などどの様なことを行なっているのか。
A14.
  • 体験は、うちの牧場の牛乳を飲んでいる子供達が中心である。うちの牧場の牛乳は全て学校給食用牛乳になっている。牛がどの様に暮らしているかを見てもらいたいので、乳業メーカーにも若干お手伝いしてもらいながら行なっている。スクールバスがあり、課外学習で来て、乳搾り体験をして帰ることもある。
     宿泊は一切なくて、あとは夏休みの野球とかサッカーの合宿で沢山来る。民宿があり、1日ぐらい牧場体験をしたいということで、民宿のバスが送り付けてきて、牧場体験をして帰ることも行なっているので、大人数になっている。
     一人息子は継がないと宣言をしている。今まで続けてきた牧場があるので、誰かにレンタルしたい。幸いなことに、ログハウスと牛舎は、住んでいる生活空間とは違うところにある。牧場を継承する時に一番問題になるのは、住んでいる家と牛舎がくっついていて、牛舎を貸すのが中々嫌だということがあるが、幸いなことにそれがないので、もし息子が継がないなら、牛と施設を誰かに貸したいと思う。牧場の火は消したくないと思い、今一生懸命努力している最中。
Q15.日本では何故牧場のレンタル制度が根付かないのか。血縁でという感じなのか。
A15.
  • 恐らく酪農を止める時には、施設や機械が全て駄目になっている。ヨーロッパは、地域によってはレンタルで出来るから、止めるにしても機械は直しておいた方が良いねみたいな感じで直すので、根付いていると思う。
Q16.今年の冬の大雪で、何か考えられる影響は。
A16.
  • 牛乳は、毎日出荷しなければいけないので、集乳車が道を通れなくなると、牛乳は何日も捨てることになる。幸いなことに今までは指定団体制度という中で、それを補填したり色々なシステムがあった。それが若干これから難しくなってくる部分もあるので、今後非常に心配である。個人的にうちの場合は、寒くて苦労している。マイナス10度まで下がって、牛舎は囲っていないので、牛がとても寒がり、もう少し栄養のあるものをあげないとと思う。水道が凍って搾乳が出来なかったことも。牛が死ぬことはない。
Q17.牛も雌雄を識別するけど、その中に同じ雌が2頭来た場合に、好き嫌いの様な感情はあるものなのか。
A17.
  • ある。乳業団体に補助を頂き、うちには、オーストラリアから雌2頭牛が来た。群れの中で、その2頭は常に一緒にいる。うちでは、ホルスタインとブラウンスイスとジャージー種を飼っている。ブラウンスイスとジャージー種は茶色く、必ずいつも茶色の牛は、同じところで寝ている。
  • 質疑応答
Q18.人間に寄ってくることは。
A18.
  • 人工授精するので、牛は21日ごとに発情が来て、繁殖期を迎え、牛が寄ってくる。今日は、種付けしなと寄ってくる様な気がする。そういう時は、自分に乗っかったりしたり。牛は発情のためにマウンティングをする。牛に乗るならいいけど、自分に乗る牛もいる。人工授精を失敗すると群れの中にいられなくなる。子供ができない牛は乳を搾れなくなるので。
    よく牛乳が嫌いな人達が、牛はかわいそうだ、無理矢理人工授精で妊娠させられてと言うが、牛の生活を見ていると、今日は種付けするんだよと朝から自分に言っている様な気がする。牛と一緒に暮らしている様な姿を見れば、多分色々なことが変わると思う。映像で牛をたたいている姿を一般の消費者が見ると、牛がかわいそうと言うが、自分は牛と一緒に働いて、牛のパートナーであり、色々な発信をしていないから、変な画像ばかり出てきてしまうのかなと思う。牛が好きでなければ絶対牧場では働かないし、酪農は出来ないと思う。
Q19.98%人工授精で、残り2%は何か。
A19.
  • 雄を飼って自然交配している牧場もあるが、日本では、ほとんど雄牛は飼わずに人工授精。
Q20.牛にも人間の好き嫌いがあるのか。
A20.
  • あるかもしれない。嫌いな獣医が来ると途端に逃げるということはある。好き嫌いは、牛同士でも、人間に対してもある。