保存温度は必ず5℃前後で
クリームの脂肪は脂肪球の形で存在しており、脂肪球の中で脂肪は結晶の形をしています。
脂肪球は、温度による変化を受けやすく、温度が上がると脂肪の結晶が不安定になるとともに、脂肪球どうしが繋がり固まってしまいます。
クリームの温度が20℃以上になるとその後冷却しても、品質は元に戻りません。このような状態になると、コーヒー用クリームではコーヒーに入れると固まり(フェザーリング)、油が浮いた状態(オイルオフ)になることがあります。
ホイップ用クリームではホイップしても空気を抱き込まず、ダレてしまいます。
衝撃や振動を加えないで
クリームに衝撃や振動を加えると、容器の中でホイップされてしまい固化する原因になります。
冷蔵庫のドアポケットには入れないでください。
開封後は封をしっかりして早めに使い切りましょう
クリームはにおいを吸着しやすい性質があります。開封したらしっかり封をして、においの強いもののそばに置くのをさけ、賞味期限にかかわらず早めに使用してください。
ホイップ用クリームは液状のままでは冷凍できませんが、泡立てたものは冷凍保存できます。コーヒーや料理に利用しましょう。
コーヒー用クリームの中には常温保存が可能なものがあります。パッケージの表示に従って保存してください。