クリーム類の種類
クリーム類の脂肪の種類には、乳脂肪のみのもの、乳脂肪と植物性脂肪を混合したもの、植物性脂肪のみのものがあります。含まれる脂肪分は20~50%くらいまで様々です。
クリーム類は脂肪以外にも原料の生乳に由来するカルシウムなどの栄養素が含まれています。
特に、ビタミンAは乳脂肪の割合が多いほど豊富に含まれています。
これは乳牛が飼料とする青草に含まれているβ-カロテンが乳脂肪中に多く含まれているためです。β-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わります。
クリーム類の栄養(100gあたり)
乳脂肪のもの | |
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エネルギー | 409Kcal |
水分 | 48.2g |
たんぱく質 | 1.9g |
脂質 | 43.0g |
炭水化物 | 6.5g |
カルシウム | 49mg |
ビタミンA(レチノール活性当量) | 160μg |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンB2 | 0.13mg |
乳脂肪と植物性脂肪の混合 | |
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エネルギー | 394Kcal |
水分 | 49.8g |
たんぱく質 | 4.4g |
脂質 | 42.1g |
炭水化物 | 3.0g |
カルシウム | 47mg |
ビタミンA(レチノール活性当量) | 200μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.07mg |
植物性脂肪のもの | |
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エネルギー | 399Kcal |
水分 | 55.5g |
たんぱく質 | 1.3g |
脂質 | 39.5g |
炭水化物 | 3.3g |
カルシウム | 50mg |
ビタミンA(レチノール活性当量) | 9μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.07mg |
日本食品標準成分表2020年版(8訂)より