温かい飲料の摂取により胃の温度が一定時間高く保たれる(※)ことが知られているため、牛乳を温めて飲むことで、消化酵素の働きが低下するのを防ぎます。
また、乳糖を消化する酵素が少ない乳糖不耐症気味の人には、温めて飲んだほうが、乳糖が分解されやすくなり、おなかがゴロゴロしにくくなるとも言われています。
牛乳は温めたほうが消化吸収が良いのですか?
Answer
冷たい牛乳と温かい牛乳の消化吸収に差があるとの報告はありませんが、牛乳を温めて飲むことで消化酵素の働きが低下するのを防ぎます。
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- 出典・引用
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Sun, W.M.et.al. Effect of meal temperature on gastric emptying of liquids in man. Gut, 29, 302-305 (1988).
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