環境自主行動計画
環境への取り組み
環境自主計画をもとに、
業界として環境活動を進めています。
乳業界では、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が主宰する「カーボンニュートラル行動計画」および「循環型社会形成自主行動計画」に参画し、業界として地球温暖化の防止や廃棄物の削減などの具体的な目標値を掲げて、環境保全活動を進めています。
環境自主行動計画の目標と2022年度実績
カーボンニュートラル行動計画
製造工程の効率化、エネルギー効率の高い燃料種・電力の活用、再生可能エネルギーの活用、省エネルギー対応などにより、できるだけ少ないエネルギーで製品の生産ができるように努力しています。これにより二酸化炭素の排出量を減らすことができます。
- 2030年度目標・2022年度実績 -
2030年度目標「CO2排出量を2013年度比で38%減にする(売上高原単位比 ※1)」に対して、2022年度実績は、2013年度比で32%減となりました。目標達成率は84%であり、順調に推移しています。
※1:万t-CO2/売上高・兆円
循環型社会形成自主行動計画
製造設備や工程の改善などでロスを減らし、廃棄物をできるだけ減らす仕組みを推進しています。また、廃棄物の分別を徹底し、製造工程で発生した食品残さ(残りカス)やロスを肥料や飼料にするなどして再利用し、再資源化率の向上を図っています。
- 2025年度目標・2022年度実績 -
再資源化できずにゴミになった産業廃棄物に関しては、「2025年度まで2000年度比97%以上削減を維持する(売上高原単位比として)」という目標に対して、98%削減となり、目標を達成いたしました。再資源化率は、「2025年度まで再資源化率97%以上を維持する」という目標に対して、98.3%となり目標を達成いたしました。また、プラスチック関連では、「製造工程から排出される廃プラスチックについて、再資源化率95%以上を維持する」という目標に対して、97.5%となり、目標を達成いたしました。
「カーボンニュートラル行動計画」、「循環型社会形成自主行動計画」の「2023年度フォローアップ調査結果」については、経団連のWEBサイトにてご覧いただくことができます。
- カーボンニュートラル行動計画
※日本乳業協会の取組みは、「個別業種編」の18にあります。 - 循環型社会形成自主行動計画
※日本乳業協会の取組みは、「個別業種版」の26にあります。
2022年度時点で「カーボンニュートラル行動計画」、「循環型社会形成自主行動計画」に参画している会員事業者は、以下の12社です。
「株式会社 明治」、「雪印メグミルク株式会社」、「森永乳業株式会社」、「江崎グリコ株式会社」、「協同乳業株式会社」、よつ葉乳業株式会社、タカナシ乳業株式会社、オハヨー乳業株式会社、中央製乳株式会社、小岩井乳業株式会社、北海道乳業株式会社、大山乳業農業協同組合(「」の会員事業者は、関連会社含めて参画)
日本乳業協会・会員事業者へ
カーボンニュートラル・循環型社会の実現に向けての取組みを更に活性化していくため、「カーボンニュートラル行動計画」、「循環型社会形成自主行動計画」に未参画の会員も、ぜひ参画をご検討下さい。
お問い合わせ・参画の申し込みは、MEMBERサイト「環境問題相談窓口」までお願いいたします。