夏季における牛乳類の供給について
乳牛は暑さに弱いため、夏は乳量が減りますが、逆に牛乳の消費は増えます。
そのうえ、今年は夏休み期間が短くなるため、学校給食用牛乳の生産・消費が増える見込みです。
このため、乳業工場で牛乳は毎日生産され、途切れることなく供給されますが、地域によっては、やや不足気味になるおそれがあります。
農水省の「プラスワンプロジェクト」では、引き続き酪農を応援するため、学校給食用牛乳の供給停止などに伴い在庫が過剰となっている脱脂粉乳を使っている乳製品を中心に、アイスクリームは1日1個、ヨーグルトやチーズは普段より1個多く消費することを推進しています。消費者の皆様には、引き続きご協力をお願いいたします。
また、小売流通関係者の皆様には、この夏は牛乳以外の加工乳・乳飲料等の供給や牛乳の廉売の自粛についてご理解いただくなど、市場の混乱回避に向けたご協力をお願いいたします。