アイスクリーム類には次のような栄養が含まれます。
たんぱく質
消化の良い良質なたんぱく質が含まれています。筋肉や血液を作るもとになります。
脂質
牛乳・乳製品に含まれる乳脂肪は、消化吸収が優れています。
炭水化物
乳成分に含まれる乳糖は、鉄やカルシウムの吸収を促進します。
カルシウム
日本人が不足しがちなカルシウムが含まれています。
ビタミン
成長期に欠かせないビタミンA、ビタミンB2の供給源となります。
種類による栄養の違い
アイスクリーム類の種類や含まれる原料によって、栄養は異なります。
種類別アイスクリーム:乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上
乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれています。
種類別アイスミルク:乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上
乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少なくなっていますが、牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。植物油脂が使われることもあります。
種類別ラクトアイス:乳固形分3.0%以上
乳固形分は種類別アイスミルクよりさらに少なく、植物油脂が使われることもあります。
種類別氷菓
乳固形分はほとんどありません。果汁などを凍らせたアイスキャンデーやかき氷などがあります。