環境に配慮した容器包装の具体例
<ガラスびんの例>
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特殊な樹脂コートを施すことでびんの強度を向上させ、従来品と比較し25%以上の軽量化を実現しました。
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宅配牛乳びんを244g/本から130g/本の軽量びんに切り替えた。軽量びんは外面に樹脂コートを塗布することによって、使用可能回数(回転数)は従来の倍になった。
<紙パック、紙製容器包装の例>
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ゲーブルトップ全体で1%の紙使用量削減をめざし、500mlミルクスペックの使用原紙坪量を下げ、各種テストを実施した。従来の原紙坪量は316.5g/m2であり、当初目標は291g/m2を目指したが種々の問題が出たため、最終的には305g/m2となった。2011年秋に先行銘柄を決めて市場テストを実施し、大きな問題はなかった。2012年2~3月から順次切り替えを始めて5月上旬にはほぼ全てが切り替わった。
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紙製外箱の使用を止めて、袋単体で販売することにし、紙の使用量を削減した。
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商品の使用後、簡単に折りたためて減容化できるように、箱の側面にミシン目を入れた。
<ヨーグルト容器、デザート容器の例>
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従来品と比較して約20%軽量化させ、かつスタックハイトを低く(10mm/10個)することで、輸送時の物流効率も向上させました。
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紙ふたの紙坪量とシーラントフィルムの厚さを下げて軽量化した。紙使用量を年間32.2t削減した。
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ヨーグルトが付着しないアルミ蓋を採用し、分別廃棄時に水洗いを不要とした。
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プリン4個パックの容器を22%軽量化した。
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ドリンクタイプヨーグルトのキャップ重量を10%削減した。
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カップラベル貼り付けをやめて、カップへの直印刷を採用し、紙不使用とした。
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アルミ蓋のアルミ箔を20%薄くし、アルミ使用量を削減した。
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カップにて両面PEコートを片面PEコートに変更し、軽量化を図った。
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4連ヨーグルトのカップ厚さを10%削減した。
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従来1本づつ小袋に入れ、商品と一緒に段ボールに入れて納入していたカップ入りアイスクリーム用の木製スプーンを、取引先が必要な数だけ販売することとした。これにより使用量を削減することができた。
<マーガリン容器の例>
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容器構造を工夫することで、使い易さを維持しながら容器重量を約25%軽量化しました。
<チーズ容器の例>
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容器形状並びに材質の変更により約20%の軽量化を実現しました。
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商品の品質を維持しつつ、容器シート厚み、フィルム材質変更により、重量を10%減量化した。
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商品の品質を維持しつつ、フィルム材質を変更し、22%減量化した。
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外箱カートンを11%軽量化した。
<段ボールの例>
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形状変更による使用面積を削減した。
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使用原紙の坪量を下げ、原紙使用量を削減した。
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「カルピス」の容器を紙容器(アルミ付き)からピースボトル(樹脂ボトル)に変更した際に、容器の強度が増したことから、外装カートンの中仕切りをなくした。また、外装カートンをCフルートからBフルートに変更し、軽量化を図った。同時にカートン単体の強度を増すために罫線を二重化した。
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カルトンを包むセロラップを外して、年間3.9tを削減した。
<環境配慮素材の例>
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冷菓製品、デザート製品のスリーブにFSC認証紙を導入した。
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粉末コーヒークリームのガセット袋外表面にバイオPETを使用した。
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乳酸菌飲料用多層ブローボトルの最外面にバイオPEを使用した。