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環境に配慮した会員各社の容器包装具体例

容器包装の取り組み

こちらの各社商品例は、2020年5月時点の情報をもとにご紹介しています。

飲料用プラスチック容器の例

飲料用プラスチック容器の例
従来使用していたプラスチック製のオーバーキャップを撤廃し、従来品と比べてプラスチックの使用量(重量比)を約36%削減。さらにふたシールの印刷も植物性インクに変更することで環境負荷を低減した。
飲料用プラスチック容器の例
チルドカップ容器を軽量化した(13g→12g)
飲料用プラスチック容器の例飲料用プラスチック容器の例
カップの中間層の間に酸素バリア層を使用し内容物の酸化劣化を抑制することで長期間風味を維持。無菌充填とすることで、一般的なチルド飲料の賞味期限(1~2週間)に対し、70日間の賞味期限を実現し、流通、家庭での賞味期限ロスを減少。また、中間層にはカップ製造時の端材を再生利用している。
飲料用プラスチック容器の例
製品へのストロー添付を終了。
削減量:6.1t (2018年度年間販売量換算)

ガラスびんの例

ガラスびんの例
特殊な樹脂コートを施すことでびんの強度を向上させ、従来品と比較し25%以上の軽量化を実現した。
ガラスびんの例
宅配牛乳びんを244g/本から130g/本の軽量びんに切り替えた。
軽量びんは外面に樹脂コートを塗布することによって、使用可能回数(回転数)は従来の倍になった。

紙パック、紙製容器包装の例

・500ml牛乳パックの紙使用量削減をめざし、使用原紙坪量を316.5g/㎡から305g/㎡に下げた。
・紙製外箱の使用を止めて、袋単体で販売することにし、紙の使用量を削減した。
・商品の使用後、簡単に折りたためて減容化できるように、箱の側面にミシン目を入れた。

ヨーグルト容器、デザート容器の例

ヨーグルト容器、デザート容器の例
左記2品において、無地プラカップを共通化してシュリンクでデザイン加飾することで、リニューアル切り替え時などの材料廃棄ロスを軽減した。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
従来品と比較して約20%軽量化させた。
スタックハイトを低く(10mm/10個)することで、輸送時の物流効率も向上させた。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
紙ふたの紙坪量とシーラントフィルムの厚さを下げて軽量化した。
紙使用量を年間32.2t削減した。
ヨーグルト容器、デザート容器の例ヨーグルト容器、デザート容器の例ヨーグルト容器、デザート容器の例
ヨーグルトが付着しないアルミ蓋を採用し、分別廃棄時に水洗いを不要とした。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
プリン4個パックの容器を22%軽量化した。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
ドリンクタイプヨーグルトのキャップ重量を10%削減した。
さらに、PETボトルの軽量化を進め、PET樹脂の使用量を1本当り最大で約24%削減した。
ヨーグルト容器、デザート容器の例
・カップラベル貼り付けをやめて、カップへの直印刷を採用し、紙不使用とした。
・アルミ蓋のアルミ箔を20%薄くし、アルミ使用量を削減した。
・4連ヨーグルトのカップ厚さを10%削減した。

マーガリン容器の例

マーガリン容器の例
容器構造を工夫することで、使い易さを維持しながら容器重量を約25%軽量化した。

チーズ容器の例

チーズ容器の例
容器形状並びに材質の変更により約20%の軽量化を実現した。
チーズ容器の例
商品の品質を維持しつつ、容器シート厚み、フィルム材質変更により、重量を10%減量化した。
チーズ容器の例
商品の品質を維持しつつ、フィルム材質を変更し、22%減量化した。

アイス類容器の例

アイス類容器の例
外箱カートンを11%軽量化した。
アイス類容器の例
カルトンを包むセロラップを外して、年間3.9tを削減した。
アイス類容器の例アイス類容器の例
カップにて両面PEコートを片面PEコートに変更し、軽量化を図った。
従来1本ずつ小袋に入れ、商品と一緒に段ボールに入れて納入していたカップ入りアイスクリーム用の木製スプーンを、取引先が必要な数だけ販売することとした。これにより使用量を削減することができた。

段ボールの例

段ボールの例
サイドフラップの面積削減
一部のヨーグルトの段ボールを仕様変更し、段ボール使用量を約10%削減した。
使用原紙の坪量を下げ、原紙使用量を削減した。
段ボールの例段ボールの例
「カルピス」の容器を紙容器(アルミ付き)からピースボトル(樹脂ボトル)に変更した際に、容器の強度が増したことから、外装カートンの中仕切りをなくした。また、外装カートンをCフルートからBフルートに変更し、軽量化を図った。同時にカートン単体の強度を増すために罫線を二重化した。

環境配慮素材の例

環境配慮素材の例
冷菓製品のスリーブにFSC認証紙を導入した。
環境配慮素材の例
粉末コーヒークリームのガセット袋外表面にバイオPETを使用した。
環境配慮素材の例
乳酸菌飲料用多層ブローボトルの最外面にバイオPEを使用した。

ロングライフ製品の例

ロングライフ製品の例
酸素と光を遮断するアルミ付の6層構造容器を採用、豆乳と容器を別々に殺菌し、無菌充てんすることで長期保存を可能とした。一般的なお豆腐の賞味期限(1週間程度)に対し、森永とうふシリーズは常温で賞味期限216日(7.2ヶ月)を実現、買い置き需要に加え災害時に備えた家庭内備蓄も可能になるなど、家庭内における利便性向上、廃棄ロスを削減した。
ロングライフ製品の例
酸素や光を遮断できるアルミ付紙製容器を採用、牛乳を滅菌し、無菌充填の技術により長期保存を可能とした。一般的な牛乳の賞味期限(1~3週間程度)に対し、常温賞味期限60日を実現し、買い置き等の需要にも応え、流通段階や家庭内における廃棄ロスを削減した。

原料包装材の例

原料包装材の例
粉乳袋のクラフト紙を3層から2層に変更する事で、減量化による環境負荷低減を図った。従来と比較し総重量で13%の減量化を図った。(▲55t/年)

下記団体でも環境に配慮した容器包装具体事例が紹介されています。