スキムミルクの栄養

きほん知識

スキムミルクは健康によいと聞きましたが、どのようなものですか。

スキムミルクは、牛乳から脂肪分を除いた脱脂乳を粉末状に乾燥させたものです。脂肪がほとんど含まれていないので少ないエネルギーで、たんぱく質やカルシウムを摂ることができます。

【スキムミルクの栄養】

スキムミルク液(スキムミルク10gを水90gで溶いたもの)は、同量の牛乳に比べ、次のような特徴があります。

  • 脂肪はほとんど含まれず、低エネルギー(牛乳の約1/2)
  • たんぱく質、カルシウムはほぼ同じ
  • 脂溶性のビタミンA・Dは少ない

【いろいろなスキムミルク】

種類別「脱脂粉乳」は、食品衛生法にもとづく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」により「生乳、牛乳又は特別牛乳の乳脂肪分を除去したものからほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものをいう」と定義されています。成分規格としては、乳固形分95.0%以上、水分5.0%以下と定められています。

脱脂粉乳に、栄養を強化したり風味を加えたものは、上の定義に合わないので、「乳又は乳製品を主要原料とする食品」と表示されています。

  • 栄養強化タイプ
    カルシウム、鉄、ビタミンD、オリゴ糖、食物繊維、ビフィズス菌などを加えたもの
  • 乳糖分解タイプ
    牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人のために、乳糖の一部をあらかじめ分解してあるもの

国民健康・栄養調査によると、エネルギー摂取のうち脂質が占める割合は増加傾向にあり、カルシウムは依然として不足しているという結果が出ています。スキムミルクは脂質の摂取量は増やさず、たんぱく質やカルシウムなどの大切な栄養を摂るにはふさわしい食品といえるでしょう。

スキムミルクと牛乳の栄養

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