「飲用乳の表示に関する公正競争規約」と公正マーク

きほん知識

飲用乳の容器に表示されている公正とは何を意味するのですか。

このマークは「公正マーク」と呼ばれ、「飲用乳の表示に関する公正競争規約」(略して公正競争規約)により、正しい表示がされている飲用乳についています。マークがあれば、公正競争規約にもとづいて正しく製造され、商品の中身について正しい表示がなされていることがわかります。

「飲用乳の表示に関する公正競争規約」とは

1968 年(昭和43 年)に、消費者が適正な商品を選べるようにすることと、乳業界の公正な競争を確保することを目的として定められました。「不当景品類及び不当表示防止法」の規定により消費者庁と公正取引委員会の認定をうけた業界の自主規制で、全国飲用牛乳公正取引協議会が運営しています。
なお、牛乳・乳製品に関しては「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(略して乳等省令)が1951年(昭和26 年)に定められています。
飲用乳とは、種類別牛乳・特別牛乳・成分調整牛乳・低脂肪牛乳・無脂肪牛乳・加工乳・乳飲料の7種類で、必要な表示項目、表示の位置、活字の大きさ、禁止事項など、細かく規定されています。

飲用乳の必要な表示

公正競争規約によって、飲用乳の種類別に応じて紙容器やキャップなどには、右の項目が一括して表示されます。この表示を確かめてください。尚、食品表示法の食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)に基づく栄養成分表示に従って平成32年3月31日までに新基準に基づく表示を行う必要があります。本文は経過措置期間の旧基準について記載しています。

消費者に関わりのある規約の内容について

原産地名が商品名にある場合「北海道牛乳」「○○高原牛乳」などの牛乳は、表示した原産地の生乳を100%使用しています。特別牛乳・成分調整牛乳・低脂肪牛乳・無脂肪牛乳も同様です。牛の品種が商品名にある場合「ジャージー牛乳」などは、その品種の生乳を100%使っています。乳飲料の成分規格乳固形分(※無脂乳固形分と乳脂肪分を合わせたもの)3.0%以上と定めています。乳等省令では乳飲料の規格がないので、公正競争規約で補っています。加工乳・乳飲料の商品名「牛乳」の文字は使えませんが、無脂乳固形分8.0%以上のものは「ミルク」「乳」の文字を使うことができます。色物乳飲料(コーヒー等)では無脂乳固形分4.0%以上のものは「ミルク」「乳」の文字が使えます。ただし、白物乳飲料で異種脂肪を含むものは「ミルク」「乳」の文字は使えません。

公正マークのチェック

新しい容器を作るときや表示を変えるときは、事前に表示の点検と指導をしています。また、表示した成分値については年3 回の認定検査機関の検査報告を受けています。

※無脂乳固形分とは、牛乳から乳脂肪分と水分を除いた成分

牛乳類の必要な表示

びんキャップの例 紙容器の例

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