牛乳の種類によるコレステロール値の違いは?

消費者相談室への相談事例

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防に牛乳を飲もうと思っているのですが、コレステロールが気になります。
「低脂肪」、「無脂肪」、普通牛乳ではコレステロール値はどう違いますか。

「低脂肪牛乳」(乳脂肪分1.0%)のコレステロール値は100gで約6mg、「無脂肪牛乳」(同0.1%)では3mg、普通牛乳(同3.8%)では12mg(*1)です。
コレステロールは、体重50kgの人で1日に600~650mgが体内で生産されています(*2)。これと比較して牛乳に含まれるコレステロールはわずかです。牛乳を1日に400~600ml飲み続けても、コレステロール値は上がらなかったというデータもあります。

牛乳は他のカルシウム源と比較して吸収率が高い(40%)ので、骨粗鬆症予防には一番適していると思います。牛乳は他のものと混ぜても栄養価などに差はありませんので、そのまま飲むのに飽きたらジュースやきな粉などといろいろ組み合わせてみるのもよいでしょう。

(*1)日本食品標準成分表2015年版(七訂)、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告
(*2)日本人の食事摂取基準[2010年版]、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書、第一出版、2009年、89ページ

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