塩辛いものは骨によくないのですか?

消費者相談室への相談事例

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予備軍を診断するチェック項目に、「塩辛いものが好き」というのがあったのですがなぜですか。

食塩(塩化ナトリウム)の摂りすぎは、カルシウムの尿中への排泄を促進するため、せっかく摂ったカルシウムが吸収できなくなってしまうことが以前より報告されています。
一方、最近の研究では、食塩摂取量の増加が腸管でのカルシウムの吸収を促進するという見解も見いだされており、骨のカルシウム量はカルシウムの吸収、骨形成及びカルシウムの排出の関係によって決まるため、問題となるほどの骨喪失が食塩の過剰摂取によって引き起こされているかどうかは簡単に結論付けられないものとなっています。

(伊藤廬一ら、食塩摂取とカルシウム排泄、日本栄養・食糧学会誌 Vol.52, No.5, 329-333(1999))

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