牛乳は体によくないのですか?

消費者相談室への相談事例

牛乳は体によくないという下記のような情報がインターネット上に多く出ているのですが本当ですか。
(1)日本人は牛乳を飲みすぎているため体によくない(2)牛乳にはカルシウムは少ない(3)牛乳を多く飲むと骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる

「牛乳が体に悪い」とする本やインターネット上に出ていますが、記載されている内容についてはいずれも科学的根拠の乏しい内容と考えています。詳しくは一般社団法人JミルクのHP、「牛乳の気になるウワサ」 をご覧ください。

それぞれのご質問についての回答は以下のとおりです。
(1)日本人の牛乳摂取量は、国民健康・栄養調査でも大人一人あたり100ml未満と決して多くはありません。
(2)食品成分表は100gあたりの数値が出ていますので、そのように考える人もいます。100gに含まれるカルシウムは、牛乳110mg、ひじき1400mg、桜エビの素干し2000mgです。しかし、1回で食べる量で考えると、ひじきは水で戻して使うため体積が8~10倍に増えます。そのため、4人分でも1回に20gくらいしか使いませんので、毎日100gはなかなか食べられません。桜エビも同様に1回に食べる量は決して多くありません。逆に牛乳は、調理の手間もいらず毎日200mlは飲めますので、1回に摂取できるカルシウム量は多く、毎日継続して摂れる食品といえます。牛乳のカルシウムの吸収率は牛乳40%、小魚33%、野菜19%と高いことが知られています。
(3)牛乳と骨粗鬆症の関係を述べた論文139報のうち、86%は「牛乳・乳製品は骨の健康をよくする」というもので、13%が「どちらともいえない」、1.4%の2論文だけが「効果なし」というものだったそうです。日本でも、牛乳の飲用が骨粗鬆症に効果があるというデータは数多く出されています。

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