牛乳販売の始まりはハリスとお吉?

消費者相談室への相談事例

伊豆・下田の「牛乳の碑」によると、米国総領事のタウンゼント・ハリスが牛乳を飲んだのをきっかけに、下田で牛乳の売り買いが始まったらしいのですが、それに関する文献はありますか。

『牛乳と日本人』(新宿書房/吉田豊著)によると、その時代、牛は搾乳目的ではなく農耕に使われていたので、当初ハリスに与える牛乳はないと農民は断ったそうです。その後、お吉が牛乳を手に入れたことをきっかけに、ハリスが奉行所と交渉し奉行所から各村へおふれが出たため、牛乳がハリスのもとに届けられたとあります。しかし、文中には「牛乳の売り買いが始まった」ということは記載されていません。この本の中では、『牛乳が販売されたのは、慶応2年に横浜の前田留吉が始めたのが最初』とされています。

検索結果に戻る