牛乳中のカルシウムとリンの比率は適切?

消費者相談室への相談事例

アメリカのコホート研究では、「カルシウム:リン=2:1 が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防にはよい」とされていますが、牛乳100g あたりではカルシウム110mg:リン93mg だが、協会ではどのように考えていますか。

カルシウムの吸収と利用において、リンは必要不可欠な存在です。カルシウムとリンの摂取量の比率(カルシウム:リン)は、1:1が理想とされていますが、0.5:1~2:1の範囲であれば吸収・利用に支障がないとされています。牛乳のカルシウム:リンの比率は1:0:85であり、カルシウムの吸収・利用には何ら問題はなく、むしろ骨や歯の形成・維持に適切な割合となっています。また、リンは加工食品の添加剤などに多用されているため、インスタント食品中心の食生活を送っていると過剰摂取になる場合が考えられます。偏った食事にならないよう牛乳・乳製品を摂るなどして常に栄養素バランスを考えましょう。

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