カルシウム不足とイライラは関連するの?

消費者相談室への相談事例

カルシウムに関するフォーラムで、「カルシウム不足でイライラするのはウソで、そういったことをいう人は信じないほうがよい」との話を聞きました。調べてみると、「イライラしたときは牛乳のカルシウムがよい」という文章はたくさんあるようですが、本当のところどうなのでしょうか。

カルシウムは神経活動に重要な役割を担っているので、血液中のカルシウム濃度が下がると興奮しやすくなるのは事実のようです。しかし、血液中のカルシウムは体内のさまざまな機能(筋肉の収縮、心臓の鼓動、神経伝達、血液凝固など)に関与しているため、不足すると生命維持に支障をきたす恐れがあります。また人間の体は恒常性維持機構があり、血液中のカルシウム濃度は体内(骨と体の組織)でバランスをとり、ほぼ一定値を保つようにできています。ですからカルシウム摂取の不足や牛乳の飲用が、直接的に血液中の濃度を大きく変えることはありませんが、日常的に牛乳を飲むことで不足を補い、体内のカルシウムバランスを適正に保つことができると思われます。

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