「食事バランスガイド」と「3-A-Day」どっちが正しい?

消費者相談室への相談事例

農林水産省などによる「食事バランスガイド」と日本酪農乳業協会の「3-A-Day(スリー・ア・デイ)」に矛盾があるように思います。「食事バランスガイド」では、乳製品は一番下にあるので、それほど気をつけて摂らなくてもでもいいのではないでしょうか?
また「3-A-Day」をすると乳製品が「食事バランスガイド」では4つ分になり、摂りすぎでコマが倒れてしまうと思うのですが…。

「3-A-Day」は、牛乳・乳製品を意識することでご自身の食事のバランスが摂れているかどうかを確認するものとお考えください。牛乳・乳製品はカルシウムだけでなく、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素も手軽に摂れる食品です。食事を抜いたときやバランスが悪いと思ったときに、乳製品を1つ入れることでバランスの補正に役立ちます。「3‐A-Day」では食べる量の目安を提示していますが、あくまで目安ですのであまり捉われずに1日3回または3品の摂取を意識するとよいでしょう。

「食事バランスガイド」は、「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして農林水産省と厚生労働省が作成し公表したものです。単身生活者など外食の多い方がレストランやコンビニで食事を選ぶときに、栄養のバランスをよくチョイスするためのコツを大まかに示しています。想定しているメニュー例では牛乳・乳製品2つ分でカルシウムは足りているが、ひじきの煮物やお浸し、魚1/2切れとハンバーグ1/2個など毎日継続するには無理があると思われます。健康を維持するために必要なカルシウムなどの栄養素を摂るためには、「3-A-Day」はわずが265kcalで473mgカルシウムが摂れ、誰でも簡単にできる方法です。「食事バランスガイド」は、「今まで牛乳・乳製品を全く摂っていない人は、少なくとも2つ分は摂らないとコマがうまく回らない」という意味で捉えていただくとよいでしょう。

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