カルシウム吸収率は体質によって違うの?

消費者相談室への相談事例

カルシウムを摂っていても骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる人がいますが、カルシウムの吸収率と体質は関係ありますか?

カルシウムの吸収率は個人差が大きいといわれ、日頃から摂取量が多い人の吸収率はやや低く、少ない人は吸収率が高い傾向にあるそうです。また年齢によっても違いがあり、成長期までは高く、年齢を重ねるにつれて低下していきます。骨粗鬆症の予防には、成長期にカルシウムを十分摂り丈夫な骨を作ることが効果的とされています。加えて毎日の新陳代謝によって古い骨は壊され新しい骨へと生まれ変わることを繰り返すため、成人以降でも継続的にカルシウムを補うことが必要です。また、摂取したカルシウムが小腸から吸収されるにはビタミンDの摂取、もしくは体内でビタミンDを合成するため日光にあたることも必要です。牛乳飲量が多いフィンランドなどで骨粗鬆症が多いのは、日光にあたる時間が少ないためビタミンDが体内で合成されにくいからという説もあります。さらにカルシウムが骨に沈着するには、骨へ負荷を与えることが大切であることから運動も必要とされています。
お尋ねの体質については、骨粗鬆症の発症には遺伝的要因も関与するともいわれており、カルシウムを摂っていても発症してしまう場合もあるため、発症のリスクを軽減するためにも、食生活および生活習慣の改善や骨量を量って自分の骨の状態を知るなど早めの対策を心がけましょう。

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