乳製品と糖尿病の関係は?

消費者相談室への相談事例

家族が糖尿なのですが、乳製品と糖尿病の関係を教えてください。

糖尿病は、医師から指示された摂取カロリーを超えないようにしなければなりませんが、トータルでのカロリーですので、牛乳やヨーグルトが食べられないというわけではありません。牛乳・乳製品は、少ないエネルギーでたんぱく質やカルシウム、ビタミンなど必要な栄養素が多く摂れるのでお勧めです。
糖尿病においてはカロリーコントロールだけでなく、血糖のコントロールも重要です。血糖値の変化量を示す「グリセミック・インデックス(GI)」という指標があり、72以下が血糖値の上がりにくい低GI食と言われています。牛乳のGIは27ですから、かなり低い値を示す低GI食品と言えます(*1)。またご飯だけを食べたときより、ご飯と牛乳を一緒に食べたときのほうが、食後の血糖値上昇が抑制されたという報告もあります(*2)。しかし糖尿病の症状に応じた治療が必要となりますので、ご自身で判断せず医師にご相談するようにしてください。

(*1)齋藤忠夫、牛乳・乳製品の知識、第2版、東京、一般社団法人Jミルク、122頁、2013年
(*2)Jミルク・牛乳乳製品健康科学会議、牛乳乳製品健康科学会議総説集牛乳と健康、ライフサイエンス出版、140頁、2015年
一次ソース(Sugiyama M, et al.: Glycemic index of single and mixed meal foods among common Japanese foods with white rice as a reference food. Eur J Clin Nutr 57: 743-52, 2003 )

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