なぜプラスチック容器の牛乳はないの?

消費者相談室への相談事例

外国にはよくプラスチック容器に入った牛乳がありますが、ビンに近い味で紙パックよりおいしいし、中身がみえるところがいいと思います。日本ではどうしてないのですか?また、近い将来導入の可能性はありますか?

ビンの牛乳も紙パックの牛乳も中身は同じですが、唇がビンに接する温度や感触と、中身を見ながら飲めることで、よりおいしく感じられるのだと思います。牛乳の容器の材質は厚生労働省の省令で決まっており、これに従って、ビン、紙のほか、流通量は少ないですがポリエチレン(半透明)容器入りの牛乳が販売されています。
乳は栄養価が高く雑菌などが入ると傷み易いため、常温で携帯する可能性があるペットボトルでの販売は、認められていませんでしたが、2007年10月に乳等省令が改正され、特性に注意することを条件にペットボトルでの製造が認められました。しかし現在までペットボトル入りの牛乳は販売されていません。

日本乳業協会では下記の自主基準を設けています。

(1)次の容量を基本とする
・常温で持ち運びしない一度での飲みきり容量(350ml以下)
・栓を開いて、直接口で飲むこと及び常温で持ち運ぶことが無く、開栓後は冷蔵保管がされる容量(720ml以上)
(2)次の内容を容器の見やすいところに目立つように表示する。
「10℃を超える場所には長い時間置かないこと」
「開栓した場合は出来るだけ早く飲みきること」(飲みきり容量の場合)
「容器に直接口をつけて飲まないこと」(冷蔵保管される容量の場合)
「開栓後は出来る限り早く消費すること」(冷蔵保管される容量の場合)

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